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昨日で丸三年が経ちましたね。
地震があったとき、私は東京で家の近くを知人と歩いているところでした。
大きな揺れと、人々があわてて外に飛び出してくる様子を見て、
これは逃げれない。。。みんなが走ったら完全に将棋倒しになる。
唖然としていつもの馴染みの商店街を見ていました。
その後のぐねぐねした氣持ちの悪い地面の動きと、たびたびやってくる余震。
揺れていなくても、揺れている錯覚になったのをよく覚えています。
 
東北の様子をテレビで知り、知人の安否を心底心配。
そこにさらに起きたのは原発事故。
 
しかし、この日を境に私たち日本人は
「あれ?今までのこれって?私にとっての真実は何?」
世の中に対する判断を自分自身でしていこうとする姿がとても増えたと思います。
もっと言うと、自分の内面や根源を見つめようとする人が増えたと思います。
 
三年の月日が流れ、それぞれ一人一人の心に抱く思いはもちろん様々ですが、
地球上で非常に稀な緑あふれる美しい自然と、
ある時は凄まじい猛威を振るう自然の中で育まれてきた日本。
ここに暮らす人々の謙虚にそれらと共存してきた素朴で美しい精神。
自分が生まれたこの環境への感謝の心をもっと感じ、止まることの無い
この時間の流れの中で、和を描いてゆく。
少し抽象的ではありますが、丸三年が経過した今、
これらことを私自身の心に、生きて参りたいと思うのです。
 
どうやってもこの身体は地球からの借り物ですから、いつかは返却する日が
来るのです。ですから、今ある命を使って返却日が来るまで人の役に立つことを
したいと思います。合掌。

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