福島から広島へ☆
今日からボランデポの活動で福島の「スマイル」という
団体さんを広島にご招待するプロジェクトが行われています!
昨日福島を出発して夜広島に到着した皆さんと
まずは原爆ドームの前に集合して、広島平和文化センターの
理事長スティーブン・リーパーさんのご案内で公園内を見学。
佐々木貞子さんの像でもお話を聞き、
原爆で亡くなられた方々が眠るお墓で笛を吹きながら
みなさんと祈りをささげました。
そしてこちらは今年7月12日に亡くなられた語り部の
沼田鈴子さんが学生さんたちに語り続けていた場所。
被爆アオギリの木。
それから原爆資料館の見学をしました。
一緒のグループになったお母さんから福島で
実際起きていたことを伺いながら歩きました。
避難する時、詳しいことも聞かされず家を出ることになり、
迎えが来ると思ったらなかなか来なくて、結局自衛隊のトラックの荷台
みたいなところに乗せられて移動したこと。その時迎えに来た人たちが
すごい防護服を身に着けていて、一体何が起きているのか
とても不安だったこと。その1時間後に原発が爆発したこと。
食べ物が本当に無かったこと。
広島は川がたくさんあって美しい街です。
それを知るために一番いい方法はこの
「雁木タクシー」に乗ること!
いくつかのグループに分かれて、あいにくのお天気も気にせず!?
ポップラの場所まですいすい連れていってもらいました。
そして基町のお好み焼き屋さんにてお昼ごはんを食べました。
その後、基町小学校にて休憩。自己紹介をしたり、
福島第一原発で働いていらっしゃるお父さんのお話や
広島の被爆者の岡田恵美子さんのお話を伺ったりしました。
まだまだ福島第一原発の終息には時間がかかる現状や
どのくらい放射線量が高い地域になってしまっているのかを
話していただいて、言葉が出ませんでした。
岡田さんのお話で印象的だったのは、原爆が落ちた時
疎開していた約6000名の子どもたちが孤児となり、
原爆が落ちて何も無くなってしまった広島の街を
「おかあちゃん、おかあちゃん」と言いながら、
たくさんの子どもが捜し歩いていたこと。
今、お母さんと一緒にごはんを食べられること、お父さんと
一緒に遊べること、すごいことなんです、幸せなことなんです、
今回の震災が起きた時にすぐに原爆が落ちた時の広島のことを
思い出しました。絶対に福島や東北もよくなります。
その言葉一つ一つに目の奥が熱くなりました。
ボランデポの代表のともこさんのまぶしい笑顔と
「とにかく広島でリラックスして楽しんでください!」
「福島のことを教えてください!」
「これからもつながって行きましょう!」
この言葉たちにみんなも笑顔になって、次は可部の可笑屋さんへ♪
可笑屋さんでは昔ながらの機械で作ったカキ氷を準備して
待っていてくださりました☆やっぱりこの場所もとても暖かくて大好き☆
子どもたちもこの場所をすっかり気に入って走り回って、
遊ぶ、遊ぶ。私も一緒にだるまさんがころんだをして遊んだり、
おしゃべりしたり、すっかり盛り上がりました。
笛のミニミニコンサートも行いました♪
この「スマイル」の代表である栃本さんは、今度9月11日に
広島YMCAで行われるシンポジウムでもお話をするため
また広島に来てくださります。ぜひご来場ください!
貴重な経験をさせていただいた一日でした。
子どもたちのキラキラの目、みなさんとの有難い出会いに
心から感謝です!!
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